願者NO1
私の部屋のドアを開ける
私の城に帰ってくる
8帖半の妄想と私を司る世界観の寄せ集め
昨晩も変装狂となって、多種多様な、私を狩りに出る
節操もなく主義・主張もなく
サングラスを鏡の前に置き、隣に在る本棚の一番下に鎮座ましまする紙袋の中から、いつものクスリを取り出す
白とオレンジを一錠づつ
歯でしっかり噛み砕き飲み流す
そしてかっきり一時間後に眠りが訪れだす
目が覚めると、自分の求める、普段の安定した、なに一つ変化のない日常が存在する
必ず
いっそのこと、朝がきて「ムシ」になっていてくれた方がいいなんて思う悪夢や、昨夜の演技の続きのような冴えない日もある
でも、大方、私は逸脱しない、当たり前の日常を求める
妄想ばかりを繰り返し、そして現実に躓く事はわかっていても
私は探し求め、さまよい、夜の街をうろつくばかりである
フラつかずにはいられない
私の城に帰ってくる
8帖半の妄想と私を司る世界観の寄せ集め
昨晩も変装狂となって、多種多様な、私を狩りに出る
節操もなく主義・主張もなく
サングラスを鏡の前に置き、隣に在る本棚の一番下に鎮座ましまする紙袋の中から、いつものクスリを取り出す
白とオレンジを一錠づつ
歯でしっかり噛み砕き飲み流す
そしてかっきり一時間後に眠りが訪れだす
目が覚めると、自分の求める、普段の安定した、なに一つ変化のない日常が存在する
必ず
いっそのこと、朝がきて「ムシ」になっていてくれた方がいいなんて思う悪夢や、昨夜の演技の続きのような冴えない日もある
でも、大方、私は逸脱しない、当たり前の日常を求める
妄想ばかりを繰り返し、そして現実に躓く事はわかっていても
私は探し求め、さまよい、夜の街をうろつくばかりである
フラつかずにはいられない
by itsme.itsumi
| 2005-01-04 23:06
| ほっぽらかしの作品未満