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阿漕に30からも女というのなら。

itsmeitsum.exblog.jp

エゴスプリットし続ける自分も愛し、自我分裂快楽主義者としての自分を確立しよう。揺るぎ無い主義として。斜に構え心に浮かぶウタカタをしばし沈思黙考。音楽で清め文学に溺れる。どれもこれもホントの私。

狂った部屋。

持ち上げられた便器の蓋がパタリと音を立てて、落とされる。その音を聞きながら、この部屋に自分以外の他人が存在していることを改めて、思い出した。普段は、そんな音は存在しないのだから。
そんな音がするんだ。
それはまたこの部屋に、男がいるという事実。ワタシの生活音にはない音がした。

何時間か前までは、何人かの人がおったというのに、時間が過ぎるにつれ、集まった人たちは自分の居住空間に帰る。または、自分の生活へと戻っていく。この部屋が通過点となるだけで、時間が刻々と過ぎて行き、立ち止まってはいられないくらいにこなさないかんことがあるというのに。当たり前すぎる。所詮、人は一人なのだ。そんな前に、生きているんだから。その前に生活しているんだから。

最後に残った男と同じ布団で短時間のまどろみ。意味することなんかなく、腕まくらとかそんなこととかもあるんだけれども、面倒はお互いにいやなんである。

この男と会話をすると、ワタシは本当に発狂するんではないかと思ってしまう。自分の世界観を理解されるということは、自信であるが、元から理解されたいとかいうおこがましい考えはないだけに、分かられると狂っていってしまいそうになる。狂気。そんなこと、自分は狂ってるとか認識しないよーに見過ごすようにしているからこそ、理解され、それをみせつけられると狂気な世界観エトセトラにまっしぐらに目指そうとする。自分がいる。この部屋に。
怖くなる。自分と似た人がいる。鏡のよーに向かい合わせとかではないんだけれども、似ていることが恐怖心を興す。この男もホントは狂っているのだ。

ほら、冷たい目。綺麗な指をしているあたり。

ただの記号の羅列や単音の組み合わせによって、伝達しよーとすること。そのことが不思議だとか一体、この世界で今、何人がそんなこと思うであろーか???

わたし達はこの狂った空間の中で、二人だけの遊びを思いつきそうになる。全てのモノの名前・呼称をコード化しよーとか笑ってしゃべる。おかしい。そんなこと、意味とかないし、皆、そんなことに興味とか示すはずがない。無意味だ。

こんなに思考ばかり繰り返すと、頭が、頭が、頭が、本当に狂っていくよ、いや、マジな話。

一人きりになって、雑然とするこの部屋でやっぱり私は思考してしまう。あれはなんだったんだろ。不気味だ。散らかったモノを片付ければ、少しは心が落ち着くのだろうか。生きていることがイヤになって、でも死ぬ気なんてさらさらなく虚無。どーでもなんでもよくなって、それでも何かを求めようとするこの欲求。何かと繋がりを強くもたないかん。壊れてしまうだろ。そもそもこの赤の間ってのかいかんのだろーか。

人との関わりをこうまでも求めながらも、理解されることが怖いとか言う対極的心理。自分は、じゃー一体何がほしいっていうんだろーか。発狂してしまうほうが楽なのかもしれない、ここまできたら。愛が愛が愛が、愛なんて知らないけれども、それがほしいよーな気もする。体温を分けるとかその皮膚の感触がとかいう快楽や安心とかではなく、でも精神論だけで繋がっているとかいうものでもなく、強欲にそれらを兼ね備えるような。どこへいこうとしているんだろー。

自分の絶対的空間に身をおきながら、漂って、彷徨っている感じ。ここがどこなのか分からない。居心地はいいんだけれども。ワタシの帰る場所はここではないんじゃないかとも思う。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖くてたまらない。不安が
by itsme.itsumi | 2005-12-10 21:34 | leftai

by itsme.itsumi