クルリとサトリと私とイツミ1
夜、寝る前に携帯をチェックすると、あの男からの着信があった。
男からの電話で週末が近いことが解る。
FUCK IT
口にして瞬きを21回する。
そして、どの私にするか考える。こうやってニンフォマニアに移行する。
下着をとって、鏡で自分の身体を確認する。
あそこの毛は、奥までよくみえるように、いつも短くはさみで切っている。
ゴミ箱にまたがり、銀の鋏で短く。切るのだ。
「フフフ。ケロイドみたい」
ヘンな色。変なカタチ。醜いから、おかしくて思わず笑ってしまう。
美しいモノはみていると恐くなる。
醜いモノはみていると笑いがでてくる。凝視すると笑いが恐怖になる。
「ファックィット」口にして瞬きを21回
時計に目をやると薬を飲んでから、すでに3時間近くたっていた。
確かに、電話をみるとあの男に電話をしていた。跡がある。
ナニを話したか覚えていない。
「ザーメンを頂戴」
ろれつの回らない口調で、こういったのは覚えている。
そしてまた、眠りにつく前、同じ回数の瞬きをする。
こうやって戻ってくる。下着をつける。
「くだらねぇ」
鏡には眉毛を剃り落した病んだ私が立っている。
男からの電話で週末が近いことが解る。
FUCK IT
口にして瞬きを21回する。
そして、どの私にするか考える。こうやってニンフォマニアに移行する。
下着をとって、鏡で自分の身体を確認する。
あそこの毛は、奥までよくみえるように、いつも短くはさみで切っている。
ゴミ箱にまたがり、銀の鋏で短く。切るのだ。
「フフフ。ケロイドみたい」
ヘンな色。変なカタチ。醜いから、おかしくて思わず笑ってしまう。
美しいモノはみていると恐くなる。
醜いモノはみていると笑いがでてくる。凝視すると笑いが恐怖になる。
「ファックィット」口にして瞬きを21回
時計に目をやると薬を飲んでから、すでに3時間近くたっていた。
確かに、電話をみるとあの男に電話をしていた。跡がある。
ナニを話したか覚えていない。
「ザーメンを頂戴」
ろれつの回らない口調で、こういったのは覚えている。
そしてまた、眠りにつく前、同じ回数の瞬きをする。
こうやって戻ってくる。下着をつける。
「くだらねぇ」
鏡には眉毛を剃り落した病んだ私が立っている。
by itsme.itsumi
| 2004-11-12 22:03
| ほっぽらかしの作品未満