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阿漕に30からも女というのなら。

itsmeitsum.exblog.jp

エゴスプリットし続ける自分も愛し、自我分裂快楽主義者としての自分を確立しよう。揺るぎ無い主義として。斜に構え心に浮かぶウタカタをしばし沈思黙考。音楽で清め文学に溺れる。どれもこれもホントの私。

アオザイフォーム

明日の夢をみたんだ。
サングラスと下着を忘れてしまったよ。

街でアキヨシさんと会った。
「久しぶり、卒業以来じゃない?」
淋しそうに笑うのは…みすぼらしい生活のナレの果て?
子供が3人いて、児童扶養手当てもらってるんだって、離婚したから。

その人は今は長髪。
「みろよ、あれが原宿系さっ」
街行く若者の群れを指差した。
「知ってるよ、これでも私、4年間はトウキョウにいたから」
何年も昔のことだけど。

アパートの一室に二人で入ると、もう女の子達は皆、私達に背中向けて化粧に夢中。
でも、ゴルゴともめているうちに、皆、出てちゃったみたい。

畳の上にべたっと両足をくっつけて、私も化粧くらいはしないとだな、って鏡に向かって紅いリップペンシルで唇をひく。
のだが、上手く描けないでいる私。
ゴルゴが私におれたことはイコール仲間にとって裏切りらしかった。

部屋の土壁に掛かっている時計をみると、もう1:12分で、既に遅刻だよ。
「やばい、待ち合わせに遅れてる」
声にするくらい遅刻に動揺。
化粧はまた後で本格的にやればいい、ひとまずこの部屋を出ることが重要ではないか。
バタバタしてたら玄関のチャイムが鳴る。
ドアを開けるとその人のお姉さんが立っていた。
「わぁ、どうしよ、私、遅刻ですよ」って照れ笑いで話しかけると
「大丈夫よっ、あのこ、そんな時間もちゃんととってるって」っていう。

部屋を飛び出し、近道な陸上競技場を横切る。
今日はすごいイイ天気、休日。
大会なんかもあってたりして。
トラックの内ではハードル、外で幅跳びがあってる。全員男子だ。
急いでるのでトラックも横切って行く。
アオザイに身を包む、私の走りのフォームが完璧すぎるくらいキレイで、思わずうっとり自分自身に酔いしれている。
どうしよ、こんな綺麗なフォームで走っていたら、監督にスカウトされやしないかい?今更、体力には自信はないよぉ
変な自惚れ。
そんなこと思いながら走っていると、白いプラスチックでできた野球のボール大のものが、私目掛けて飛んできた。
なんと砲丸投げで使用する砲丸がこの玉なのだよ。

私はバックの中で何度も短くも呼び出し音の鳴る携帯を取り出す。
そこには同じ人からの四回の着歴が残っていた。
by itsme.itsumi | 2005-02-07 21:19 | 夢日記

by itsme.itsumi