からっぽ。
地の果てでもみたというのだろうか。
「からっぽよっ」
ワタシは虚ろな視線で、小さな声で投げ捨てた。
からっぽよっ…
夢の中で眠れない自分に不安を感じていた。夢の中の不眠症の自分。恐怖でからっぽよっとつぶやいたら身体があつくなった。同時に、目覚まし代わりの携帯のアラームが鳴って朝を告げる。ジャスト7:15
自転車篭にはまた銀紙でくるまれた、得たいの知れない物体がぶち込まれていた。それをアスファルトに叩きつけ、参道を潜り抜けるようにして進んでいく。
あー世間じゃまだ正月休みが続いているのだなぁ…。ガシガシ漕ぐ久々の自転車。チェーンが外れた。手袋を取って、チェーンを装着にかかる。タイヤと何かの間に人差し指が入ってしまって、指を挟んだ。右手だ。商売道具の…
「からっぽよっ」
ワタシは虚ろな視線で、小さな声で投げ捨てた。
からっぽよっ…
夢の中で眠れない自分に不安を感じていた。夢の中の不眠症の自分。恐怖でからっぽよっとつぶやいたら身体があつくなった。同時に、目覚まし代わりの携帯のアラームが鳴って朝を告げる。ジャスト7:15
自転車篭にはまた銀紙でくるまれた、得たいの知れない物体がぶち込まれていた。それをアスファルトに叩きつけ、参道を潜り抜けるようにして進んでいく。
あー世間じゃまだ正月休みが続いているのだなぁ…。ガシガシ漕ぐ久々の自転車。チェーンが外れた。手袋を取って、チェーンを装着にかかる。タイヤと何かの間に人差し指が入ってしまって、指を挟んだ。右手だ。商売道具の…
by itsme.itsumi
| 2007-01-05 00:30
| leftai