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阿漕に30からも女というのなら。

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エゴスプリットし続ける自分も愛し、自我分裂快楽主義者としての自分を確立しよう。揺るぎ無い主義として。斜に構え心に浮かぶウタカタをしばし沈思黙考。音楽で清め文学に溺れる。どれもこれもホントの私。

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頭より足のうらあなに至るまで舐(ねぶ)り
願わくば花の舌にて春死なむ

雨の脚

懇(ねめころ)に情(こころ)尽くした

内から男の寝惚れ声

立ち上がって睨(ね)め回す

常住平生の念に習ひ

心見ごとに懇(ねん)がらむ人のねぎごとを
ひたふるに念じ奉ふ

生死の郷(さと)を出づなかだちとし
涅槃の都に至るしるべとせよ

明日しらぬみ室の峰のねなし草

何あだし世に生ひ始めけむ

ぼうふりや照る日に乾く根無し水

まさに遠く根の国

最果てまで夢の如し
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by itsme.itsumi | 2004-12-25 00:36 | leftai
あゆみが、大学にくる途中の道で、車で女をはねて死なせてしまった。

私はそれを思い描く事ができた。女が宙に舞い、10Mくらい吹っ飛んでアスファルトに叩きつけられる。道の両脇に植えられているポプラ並木の隙間から穏やかな光が穏やかに漏れていた。

真っ黒な長い髪をかきあげながら、あゆみは車から出てきた。

その後、放課後になって大学に、その女の彼氏と名乗る男があゆみを訪ねてやってきた。
私とユウコで、あゆみを落ちつかせるため、空いた教室にいるところに。

その男がいうには、罪の代償に、明日までという期限付きでナニかをしなければいけないのというか、男が依頼されている仕事、それは、オレンジとか種とか色んなコードで呼ばれている男や女をあゆみが殺さないといけないというものだった。

が、しかし、あゆみが次の日にしていたことといえば、音楽室でネズミの切りぬきを作っているのだ。
音楽室の天井に一列にネズミが並んでいる。それが揃いも揃ってベージュのタータンチェックのスカートをはいているのだ。で、天井に逆さに張り付いているんで、スカートがペロンとめくれているのだ。
その形が可笑しくて、あゆみは切りぬきを作って遊んでいるのだ。それも得意顔で。
それをみて、私とユウコは呆れ顔。
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by itsme.itsumi | 2004-12-14 23:47 | 夢日記
クルリは少し離れてそれをみていた、一部始終、全て、毎回。

小さな女の子は、いつもオドオドしていて、そのドアを入ってくる。そして、いつも指示された通りにソファーに横になる。
その男は40~50歳くらいで眼鏡をかけていて、あの歯医者特有のマスクをしてるんだけれど、その部屋に入ってくるなり、そのマスクを外して、まず、机の上に置く。
そして、必ず、部屋の鍵をかけにいくのだ。
マスク、鍵は必ず、その順番に行われるんだった。

「どんな部屋なの?」
イツミがクルリに聞いてみる。
記憶を辿って、幼いクルリが答えてくれる。
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by itsme.itsumi | 2004-12-12 02:07 | ほっぽらかしの作品未満
「アレ」は何度目から、治療と称して行われるようになったのだろうか。
矯正という特別な治療の為に、私は度々、イヤ毎度、その医者の個室に連れて行かれるようになった。
ドア一枚越しに、向こうには普通に看護婦さんがいて、普通の歯の治療が行われているのに。
ドアのこっち側では…

「今から写真を撮るからね…はい、そのソファーに横になって…口を大きくあけるんだよ…そうしっかり目を閉じて、絶対に目を開けちゃいけないよ、そぅそぅ、足はもうちょっと広げた方がいいかな」

「アレ」は毎回、この言葉で始まるのだ。
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by itsme.itsumi | 2004-12-09 23:43 | ほっぽらかしの作品未満
こう書いているだけで、フラッシュバックが起こる。
思い出すだけで、羞恥心と嫌悪で気分が悪くなって吐き気がするんだ。
忌まわしき思い出。

「アレ」が始まったのは何回目の治療からだっただろう。
その歯医者には小学校2年生の時から通い出したから「アレ」はそれから4年間にわたってずっと繰り返される事になる。

「私」は自分で勉強はデキナイ馬鹿だと思っていた。
クラスでも友達作りが苦手で、いつも一人でポツンといたことの方が多かった。
友達は年は違っても近所の子達だったし、その頃から自分の居場所がわかんなかった。
だから本の世界をすでに愛し始めていた。
初めて読んだ本はチェーホフの「桜の園」だったし、
近所のお兄さんが貸してくれるのは「エコエコアザラク」とか「恐怖新聞」とかオカルト系ばっかだった。黒魔術や呪いを信仰し始めたのもこの頃からだった。

「アレ」のこと魔術や呪いを好む小学生なんて、今思い返せばナンテ可愛げのない女の子だったか分かるだろう。
その頃には既に私は、他の子達とナニか根本的に違うものを抱え込んでいると漠然と感じてた。心の中に冷たい氷みたいなモノがいつもあるの。そんな感じ。
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by itsme.itsumi | 2004-12-06 23:59 | ほっぽらかしの作品未満
私はいつからか土曜日が大嫌いになった。普通、小学生の子供達は、お昼には学校の終わる土曜日が待ち遠しいはずなのに。私には苦痛と恐怖と羞恥心となによりも罪悪感でいっぱいだった。土曜日を嫌悪していた。

お昼に帰ってきて、ご飯を食べ、母に連れられて車でカッキリ20分でその歯医者に着く。
受けつけを終えて、クラシックの流れる待合室のソファーに座り、絵本や子供向けの雑誌をパラパラみるんだが、全然、頭には入ってこない。これから今日も始まるであろう「治療」と称する「アレ」のことを考えると、そこから逃げ出したくて仕方なかった。
何度か仮病も使った。でもそう毎度、ウマクいくことではなかった。第一に高額な治療費は「アナタノ ショウライノ タメ」といわれれば、素直に従うしかなかった。お母さんはいつも正しかったから。
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by itsme.itsumi | 2004-12-05 02:25 | ほっぽらかしの作品未満
あまりにも哀しい愛の話。

今も変わらないのなら、私達が過ごした小学校の教室を思い浮かべてみて。
机が2脚づづ、等間隔に並んでいる。前にはあの黒板があって、窓からはグランドがみえる。私達が知っているあの小学校の教室。
私達はといってもはっきり覚えてるのは6人であと何人か適当に机に座っている。
この夕暮れ時に私達は、イベントの打ちあわせをしにここに集まったのだ。
進行役の男以外に前には中年の女性二人の先生がいる。一人は淡い水色の肩の開いたカクテルドレスを着ている。
私は自分の意見を述べた後、席には戻らずに窓からグランドをみている。

次は彼女の番

「108年後に逢いましょう」

彼氏と逢う約束を待ちつづけている話し。そして、この世では叶わない約束。
彼女は死んだ彼氏を忘れずに、来世を信じて待ちつづけているんだ。

サングラスをかけて、ちょっとだけ宙をみて、
「108年後に逢いましょう」と微笑みながら言うんだ。

その笑顔が素敵なんだよ。意志の強さも伝わる微笑み。
話しを背中で聞きながら、涙がポロポロ流れ出る。
泣いているとこなんか人に見られたくないから、染まりいく空を見ているフリをしている。

切なすぎて、起きてしまったら、本当に泣いていた。夢の中で泣くなんて、物語の世界だけかと思っていたから自分でも驚いたし、涙を払って忘れないうちにノートに書きとめる。
多分、昨日見た彼女の写真のインパクトが強かったんだろう。
青い空を背景に彼女のサングラスのレンズに街が映っている。夢と同じ表情だ。
レンズに映った街に、私は何時の間にか哀な愛の話しをみたんだろう。
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by itsme.itsumi | 2004-12-03 00:34 | 夢日記
目に見える傷の方が心に負う傷よりもずっと回復が早い。
私は「女」の顔にキズが残ろうとも手術を受けるべきだった。
傷が残ったら、それはそれで、思春期には多少悩むが、大人になって化粧の一つでも覚えちゃえばそれはそれで済む問題。でも心に、それも、幼少期に受ける、長年かけて繰り返される精神的な傷は、今も、フラッシュバックし、私の脳裏に、目蓋にこびり付いて、あの日から起こった全てのことが鮮明に焼き付いている。忘れ様にも忘れなれないでいる。
傷の深さってナンの単位で計ればいいんだろう。
「R」と「L」の発音なんてどうでもいいことだよ。
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by itsme.itsumi | 2004-12-01 00:04 | ほっぽらかしの作品未満